光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ



料理は全て絶品だった。

でも、光陽とちょこちょこ目が合ってしまって気まずい。

その分、気分も沈んで絶品のはずのご飯も美味しくなくなってしまう。

「光葵、お母さんの分のジュース取ってきてくれない?」

飲み物も飲み放題。

「いいよー。ちょうど私も飲みたかったし」

「じゃあ父さんのも頼む」

「はーい」

合計3つですね。

「あ、じゃあ光陽、私のジュースも取ってきてよ」

夏海ちゃんが余計な一言。

夏海ちゃんのコップにまだ半分ジュースが残ってるのを見てわかった。

光陽と二人きりにさせようとしてることが。

光陽はそれに気づかない。

「わかった」

光陽が席を立って歩き出したから時間差で行こうと思ってたのに、お母さんに早く行けと言われてしかたなく光陽の後ろを歩く。