料理は全て絶品だった。
でも、光陽とちょこちょこ目が合ってしまって気まずい。
その分、気分も沈んで絶品のはずのご飯も美味しくなくなってしまう。
「光葵、お母さんの分のジュース取ってきてくれない?」
飲み物も飲み放題。
「いいよー。ちょうど私も飲みたかったし」
「じゃあ父さんのも頼む」
「はーい」
合計3つですね。
「あ、じゃあ光陽、私のジュースも取ってきてよ」
夏海ちゃんが余計な一言。
夏海ちゃんのコップにまだ半分ジュースが残ってるのを見てわかった。
光陽と二人きりにさせようとしてることが。
光陽はそれに気づかない。
「わかった」
光陽が席を立って歩き出したから時間差で行こうと思ってたのに、お母さんに早く行けと言われてしかたなく光陽の後ろを歩く。



