光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ






翌日。

「光葵!準備しなさい!」

只今5時。

もうそろそろ出発だ。

「いいから放っといてよ!行かないから!」

「駄々こねない!」

お母さんが怒鳴りながら私に無理矢理オシャレな服を押し付けてくる。

「夏海ちゃんにもう会えないのよ?」

「まだ2週間もあるし」

「2週間、夏海ちゃん忙しいからゆっくり話せるのは今日が最後なのよ!いいから着替えて!」

……私はお母さんの剣幕にまけて着替え始める。

その間に髪の毛を整えられてしまい、行かざるを得ない状況に。

「行くわよ、立って!」

「ヤダ!」

「いいから!」

グイっと無理に腕を引っ張られてバランスを崩す。

そのすきにお父さんに背中を押されて玄関まで来てしまった。