光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「みちるの時も。美穂先輩が悪かったはずなのにちゃんと美穂先輩をかばってた。だけど今回は違う。心春のことを責めてるだろ」

みちる……。

「みちるの話を出さないで。今は関係ない」

胸が苦しくて苦しくて、低く冷たい声になってしまう。

「……性格変わったな、光葵」

「何回も言わなくていい」

みちるの話を出されたことで自己コントロールが効かなくなってる。

「今の光葵は好きじゃない」

……っ!

「人を責めてばかりの光葵は好きじゃない」

光陽の言葉が深く心をえぐっていく。

「せっかく……せっかく光陽を助けようとしたのに……」

光陽を助けたくて勇気出したのに…っ。

「全部ムダだったんだね」

「何がだよ?」

私のしたこと、全てムダじゃん……。

光陽を助けたくて心春の自作自演を伝えたのに。

それがきっかけで、光陽に嫌われて……。

「もういい!光陽なんか知らない……!」

私は涙を堪えて怒鳴ってから小会を飛び出す。

「黒瀬!?」

廊下で待ってた先生が驚いて叫ぶけど無視して走り続ける。