光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「光陽は悪くない……」

「ちげーよ。……麗美の気持ち、考えてみろよ……」

光陽は……優しすぎるんだよ……。

1度も心春を責めない…。

「心春が悪いんでしょ……っ?」

見てるこっちの胸が痛いよ……っ。

「……心春の嘘に気づかずに……心春を信じて麗美を責め続けた俺が悪いんだ」

「違う……」

違うじゃん……?

「違わねぇよ…。俺のせいで麗美がどんだけ傷ついたと思う??」

「光陽のせいじゃ─」

「心春のせいかもしれないけど、直接傷つけたのは俺だ。心春は間接的に傷つけたんだろ?」

「光陽は優しすぎるんだよ……」

心春ばっかり庇って……。

心春が光陽をこんなに悩ませて傷つけたのに。

光陽がバスケから離れたのは心春のせいなのに……っ!

「俺には心春を責める権利がねぇ─」

「心春のせいで光陽はバスケから離れたのに……っ?なのに心春を庇うの?なんで?」

………心春が光陽とバスケの関係を切ったんだ。