光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「それで……光葵はどうしたいん?」

え…?

「どうって……?」

「麗美ちゃんを助けたいんか、光陽くんを助けたいんか、それとも他の何かなのか」

「二人を助けたい……」

「だったら、心春ちゃんの言いなりになってたらアカンやろ?」

それができたらどんなに楽か。

「怖くてできないから悩んでるんじゃん……」

「そういうこと言うから、前に進まへんねん」

大雅の強い口調。

「ほんなら聞くけど、心春ちゃんに従ったまま、麗美ちゃんや光陽くんを助けれるん?その方法があるん?」

「………」

「無いから今困ってるんやろ?やったら、心春ちゃんに逆らわないとアカンってことやん」

心春に逆らったら、今度は私がいじめられる……。

「怖いん?」

「当たり前じゃん……」

「光葵には味方がちゃんとおる。光陽くんだって味方になってくれる。幼なじみなんやろ?光葵のこと信じてくれる。俺はそれがわかる」