光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「黒瀬光葵です」

「光葵って言うん?可愛い名前やな!」

「そんなこと初めて言われた。どうもありがとう」

思わず笑ってしまう。

「顔も可愛いし」

え……?

「何言ってんの……?目、大丈夫?」

「そんなこと言ってぇ、ホンマは嬉しいんちゃうか?」

「違います!名前も知らない人に言われても嬉しくないです!」

そう言う反面、恥ずかしくて赤くなってしまう。

「あ、忘れとった。俺は藤堂大雅(トウドウタイガ)。大雅でえぇで!よろしく」

「あ……よろしくお願いします」

頭を軽く下げる。

「光葵ってオモロイな!さっきからタメ語になったり敬語になったりしてんで。ちなみに俺中2。光葵は?」

気づかなかった……。

「中2です」

「同い年やん。じゃ、タメ語でよろしく!」

同い年に見えない……。