光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

リビングで食パンを食べて、ミルクティーを飲んで、ゆっくり立ち上がる。

「光葵、どうした?大丈夫か?」

「そうよ。亡霊みたいな動きよ?朝から」

両親に心配されてしまった。

「寝不足なんだよね~」

アハハ、と笑ってごまかす。

「よしっ、じゃあ行ってくるね!」

元気よく家を出ようする。

「鞄は?」

「あ、忘れた!」

ドタバタ階段を上がって部屋に駆け込む。

「ふぅ…」

もう……嫌だなぁ。