光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「勘違いしてそうだから言っとくけど、ちゃんと断ったから」

え?

「え……?断ったんだ……」

よかった……。

安心したぁ……。

「前に言っただろ?恋なんかしねぇって。バスケの邪魔になるからな」

theバスケ馬鹿の笑顔をする光陽。

「麗美、なんて言ってたの?」

「ん?えっとー、〝そうですか〟だっけな」

ホント、バスケしか眼中になさそうで、嬉しいと同時に、私自身の失恋も意味してるから、複雑。

「つーか、俺に恋人ができようと、ありえねぇけど光葵に恋人ができようと、〝幼なじみ〟っていう俺らの関係は変わんねぇからそんな気にすんなよ」

………っ。

「そう……だねっ!気にして損しちゃったっ」

……私は、光陽の彼女になることはできない…。

〝幼なじみ〟っていう関係が邪魔をしてるから……。