光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「ですね♪運命かもしれないですね☆」

さっき、見たことのあるような後ろ姿だと思ったのはきっと麗美の後ろ姿だ。

「運命?何で?てか、俺おつかい頼まれて来たから早く帰んないといけねぇんだけど。じゃあな。また部活で」

光陽もおつかいか。

ひとりで笑いそうになったとき。

「待ってください♪せーんぱいっ」

〝語尾にハート盛りだくさん〟って感じの声で光陽を引き留める麗美。

「ん?」

麗美と光陽の話が気になって、板チョコを手に持ったまま立ち聞きしてしまう。