みちるのいない世界は、容赦なく過ぎていく─。 忘れたくなくても─。 記憶が薄れていく─。 私の心は─。 どんどん─ みちるから遠退いていく─ 思い出は─記憶は─ 風化する─ 色褪せる─ 私は─ 心に傷を持ったまま─ 中学2年生の1学期を終えた─