「光葵ー!おつかい行ってきてー!」

キッチンからお母さんの声がした。

「えー!めんどくさい!!」

今、それどころじゃないんだよねー。

「お釣りで好きなお貸し買っていいから!」

「……それなら行く!」

単純な私です。