光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

その声は震えていた。

「みちる……。もう着信拒否にしときなよ…」

「このスマホさ、着信拒否にするのにパスワードがいるんたけど、パスワードは親しか知らなくて…」

「じゃあ帰ってから親に着信拒否にしてもらいなよ…?」

「無理だよ。親にこんなメール送られてきたことなんて言えないし。いーよ。こんなメールなんかに負けないし?」

気が強いみちるだけど、無理してるのはわかってる。

「みちる…。……また何かあったら遠慮なく言って?ね?」