光 ~光る太陽、光る向日葵~Ⅰ

「だって、この坂!60°はあるもん!」

「ねぇよ!60°も!アホか!んで、もう歩けねぇの?」

〝信じられない〟という顔の光陽。

「歩くけど、スピード落として……?」

「めんどくせぇ。じゃ、おんぶしてやる」

「おんぶ!?」

おんぶの方がめんどくせぇ。じゃないの、普通。

「ならお姫様だっこ?でもいいけど?」