「ぐっ……」 上下左右にゆさぶられる他に、 逆さまで急上昇、急降下、波線飛行。 台風に放り込まれたような勢いで回され、 遠心力で優介が背中から離れた。 「ひっ…!」 「優介っ!」 慌てて手首をひっつかんで戻すが、 今のでわかった。 …これ、少しでも手を離したら、やばい。