「確かに寝ている間にしても良かったのだがな、反応が見られないから、面白くないのだよ」 「…っ‼︎こっの、趣味わりーな、おい…!」 「彼はなかなか良かったぞ。確かーー こんな感じだったな‼︎」 ーーぐわっ!! 突如跳ね上がったオオカミの真っ赤な舌と、だえきでつやめく牙を最後に、俺は情けない叫び声をあげて、また意識を失った。