でも、澄にいはとられたくない。
もう私の中だけではこの想いを処理することはできなくなっていた。
だから、茉胡に本当のことを伝えようって思った。
茉胡がそんな子じゃないのはわかってるけど、もし、例えばの話で。
引かれても、馬鹿にされても、いい。
それでも、茉胡に私の心の中で何年も眠り続けたこの想いを、親友である茉胡に伝えたい。
そう思ったから。
ガヤガヤガヤガヤ——————
周りの賑やかさで、考え事をやめて周りを見てみると、いつの間にか駅前についていた。
駅前にある時計台を確認すると、9:25となっている。
いつもよりゆっくり歩いてきたから、10分かかっていたようで、待ち合わせまであと5分くらいだった。

