実はこの作品、恋愛モノではあるんですが、茉依ちゃんの成長物語でもあるんです。

胸キュンするようなシーンはなかったと思うんです笑

書きたかったんですけどね!

親友と好きな人、茉依が選んだのは親友・茉胡でした。
それは、自分の考え方とかに自分で嫌な気持ちになった結果なんですが、それでも友達を応援するのは、きっとつらいなんて言葉じゃ足りないくらいだったと思うんです。

それでも、そんな茉依に思いっきり胸キュンさせなかったのは、私の恋愛経験の乏しさ、文才のなさだけではなく、小さな幸せを描きたかったからです。

確かに、明らかに胸キュンする言動でキュンキュンしていたとは思うんです。書かれていない部分で!

でも、自分の気持ちを思いっきり外に出すことができない茉依にとって、

目が合う、笑ってくれる、名前で呼んでくれる。

そんなことだけで、幸せは倍増してるんじゃないのかなあと思ってそう言う形にしました。


あとは...BAD ENDにしました。

ヒロインの恋は叶わず。
恋が必ずしも叶うものではないと、私は思ったからです。

きっと、この後、澄さんと茉依ちゃんが二人っきりになることはないと思います。