これで後夜祭の日、澄にいと茉胡の目が合ったら、確実に二人は付き合うと思う。
・・・私はその時、決定的に失恋を突き付けられる。
帰りのHRを私と茉胡と佐々木さんで装飾した教室で行って、今日はそのまま終わった。
「茉胡、今日ちょっと用事があるから帰れないや。」
「あ、そっか!わかった!じゃ、先帰るね!!」
「うん、ごめん。」
「ううん、いいよー!それじゃ、また明日ねー!」
「ばいばい。」
手を振って、茉胡を見送った。
「・・・ふぅ。」
今日は、あまり居残る生徒は多くない。
私も、急いで数学職員室へ向かった。
コンコン——————
「はーい」
「失礼します。」
ガラガラ—————
「ん?あ、茉依か。」
職員室に入ってすぐ、私はソファに座った。
今日も職員室にいるのは澄にいだけ。
「いつも思うけど、どうしてここにはいつも澄にいしかいないの?」
「あ、あぁ。他の先生方は学年職員室のほうによくいるんだよ。」
「・・・そーなんだ。」
「だから、俺一人で使ってるみたいなもん。
放課後は特にな。」
「そうなんだ。」

