「そういえば教科書とかにもふせん張ってたよね。」
「そう!色がね、映えるから、すごく目立つし、色もたくさんあるからクラスごととかに分けられてすごく便利なんだよ。
茉依が替えも買ってくれたからな、安心してどんどん使えるんだ。」
「そっか。よかった。」
にっこり笑っていうけど、私は知っている。
澄にいのポケットのペンたちのに、茉胡があげたペンが仲間入りしたことを。
教科書やノート、筆箱と一緒に、茉胡があげたメモ帳を一緒に持ち歩いていること。
「茉胡があげたものもちゃんと使ってるみたいだね。」
私は、できるだけさりげなく、自然に茉胡の話題をする。
「うぉ!?ん、あぁ。まあな。使いやすくてな。
ちょうど、メモ帳とボールペンほしくて。ドンピシャでプレゼントくれたからさ、まあ、ありがたいことに使ってるよ。」
「澄にい、生徒からのプレゼントは受け取らないとかいうタイプかと思ってた。」
「ああ、まあ。去年はな。そうしてたけど。
今年は、なんか知らないうちにあそこの机に置かれてたから。今更返せねーだろ。
だから、ありがたく受け取ったよ。」
「ふーん。」
それでも、たぶん澄にいが使っているのは、私からのプレゼントと、茉胡からのプレゼントのみだ。
他の子からのプレゼントも、家で使っているのかもしれないけど、仕事に持ってくるということは、茉胡のプレゼントが相当気に入ったんだろう。

