その答えが自分の中で出た時、ほんとにつらかった。

受け入れたとき泣きたくなった。


でも、そう思わざるを得ない感じだった。


もしかしたら、
”先生と生徒” という関係性が、澄にいの本当の想いをくい止めてるのかもしれない。
と。


相変わらず私の中の最低な心は、何もできないくせに嫉妬で渦巻いている。
でも、澄にいが幸せになるのは?と考えたとき、お互いがお互いを想い合っているなら、それを止める権利は私にはない、と気づいてしまった。


悲しいけれど。

だから、今は気持ちを「応援しよう」という方向へ持っていこうと頑張っている。


「誕生日に何か渡せれば、うまく行けばアピールになるんじゃない?」

「えっ!?
 あ、そっか。そっかー!!」