・・・茉胡はチャレンジした。

無理だとわかっていながら挑戦したのだ。



—————私は、何もしていない。

それなのに、茉胡の告白の結果に喜んでしまっている自分がいる。



少なからず。




いたんだ。




・・・最低だ。



茉胡を抱きしめながら、私の心もわからなくなってしまい、私まで泣いてしまいそうになった。