茉胡が1-3の教室に入って3分もしないうちに、職員室の方から足音が聞こえた。 生徒はほとんどそのまま帰っていて、校舎に来る人はほどんといない。 いたとしても、1年の教室がある4階まで来る人はほとんどいないだろう。 「.........附田先生のことが好きです!」 その声は、かなり大きくて、周りが静かなのもあるせいか隣のクラスにいる私にまではっきりと聞こえてきた。 —————ドクッ 茉胡の告白を聞いた瞬間、心臓がなにかに掴まれたように、大きく波打った。 ぎゅっと掴まれて、苦しかった。