チャンスはいくらでも転がっている。
でもそのチャンスに気づかなくては前に進めない。
あたしたちの周りにもチャンスが沢山転がっていた。
でもなぜだろう。
お互いの気持ちはすれ違うばかり。
…昼からは部活登録。
あたしはもちろんテニス部だ。
中学からやっている。
運動音痴のあたしが出来る唯一のスポーツ。
優くんは何にしたかな?
サッカー部かな?
一生懸命ボールを追いかけてそうだもん。
意外に野球部かな?
でもきっと優くんならユニホーム似合うよね。
膨らむ、あなたの像。
勝手な妄想をしているあたしを見た優くんは、きっと引いちゃうよね。
優くんは斉藤くんとなにか話している。
この距離からは聞き取れない。
何を話してるのかな?
あたしには関係ないことだよね。
「あっ学級委員の鈴木くんと小林さん!今日残ってやってほしいことがあるの」


