この輝く星たちは、世界中の人の願い。
美しい願いだから、星はこんなにも綺麗に輝けるんだよ。
「あたしの願いも、この中の一つなの」
「うん…」
「優くんは…願い事ある?」
静かな空気に包まれながら、ゆっくりと時間が過ぎていく。
あたしの夢は…笑われちゃうかもしれないけど、決まっているよ。
「…あるよ」
優くんは小さくこう言った。
まだその夢を聞かないことにしよう。
いつか聞かせて?
あたしの夢もいつか、いつか聞かせてあげるから。
心の中で願う。
《鈴木百合になれますように…》
「優くん…あたしがいなくなったら寂しい?」
「寂しいよ、でも大丈夫。俺には歩だって沙紀だって、安里だって、ナナだって、和樹だって、瞳だっている。幸もいるし、旬くんもいる…そりゃ百合と離れるのはつらいよ。でも、大丈夫…」
この言葉を聞いて、あたしは笑顔で旅立とうと決意した。


