空の上から愛してる




家に帰り、すぐ制作を開始する。
机の引き出しから今までの写真を取り出して、アルバムに貼っていく。


一番最初のページは、初めてのツーショット。
それを真ん中に貼って、写真の下にタイトルを入れる。


《Eternal Love》


永遠の愛。




アルバム作りに夢中になっていく。
一つ一つの写真にコメントを入れていく。
優くんの寝顔の写真には《寝顔可愛い》
優くんの後ろ姿の写真には《今すぐ抱き締めたい》


作っている途中、悲しさが込み上げてくる。
二度と逢えなくなるわけじゃないのに、なんでこんなにも悲しいのかな。


そんな時、携帯が鳴った。
優くんとは毎日電話をしている。
でもそれだけじゃ物足りない。



「百合…準備は進んでる?」



「進んでるよ!」



あと少しで旅立つ。
今は思い出を整理していたの。




「ねぇ百合…明日…夕方あいてる?」




「うん…大丈夫だよ?」



「会えるかな…」




あたしも会いたかった…


「うん、あたしも会いたい」




あなたに大事なことを教えてあげる。




「明日…秘密の場所に連れていってあげるよ」




優くんが教えてくれた秘密の場所に、あたしは時々遊びにきてるんだよ…。
知っていたかな?