弱いよね、あたし。
決められないんだもん。
でも優くんは待っていると言ってくれた。
夢に近づいてからでも、恋愛はできるよね…。
「ありがとうございます。精一杯頑張ってきます」
夢をあとにして、恋愛を優先していたら、あたしはずっとあなたと一緒にいられたのでしょうか。
誰か、答えを知っているのなら教えてもらえますか。
「ではホームステイ先には話を進めておこう。安心しなさい。向こうの人たちは優しい人ばかりだから」
「はい…。よろしくお願いします…」
頭を下げて、立ち上がる。
校長室から出て行く前にもう一度頭を下げて、部屋から出て行った。
廊下に立ちすくみ、呆然とする。
まさかこんなトントン拍子に話が進むなんて…。
小さく唇を噛み、弱さを実感する。
優くんに素直に言わなくちゃ…
あと一週間後。
あたしとあなたはバラバラとなる。


