空の上から愛してる



甘い声で言わないで?
立っていることすら出来なくなるよ。



あたしは優くんに抱きしめられた。



「百合?」



囁かれる言葉。



「何?」



優くんの鼓動が速くなっている。
あたしを感じている証拠。



「百合…愛してる」




初めて言われた。
優くんに初めて『愛してる』って言われた。
それを聞いた瞬間、身体中に電流が走った。



もう一度言って?



「百…合…」




点けたばかりの電気を消して、甘い時間を過ごす。
次々に脱がされる衣服。優くんも衣服を脱いでいく。
無駄な脂肪など一切ない綺麗な体につい言葉を失ってしまう。



「優くん…ずっとあたしを好きでいてね?」



「ずっと好きだよ…」



ずっとあたしだけ見ていて?
あたしもずっとあなたを見つめているから。



優くんはあたしの首筋に口づけをした。
優しく肌を噛んで、痕を残す。




「優くん~…」




その痕が優くんのモノだという証拠。


嬉しくて涙が流れた…。