「ううん…別れたくない…てか絶対別れない!そうだよね、これからもずっと一緒だから必要ないよね!」
「だろ~?ほかのとこ見ようぜ」
そう言って優くんはあたしの手を引っ張り、タイムポストから離れて行った。
もし、このタイムポストの存在を知らなければ、あたしは真実を知られせないまま、優くんに辛い思いをさせてしまっていただろう…。
博物館が意外にもすぐに見終わってしまった。
外に出て、これからのことを決める。
「百合~今からどこ行く?行くとこないしな~」
「どうしよっか~、まだ時間あるしね。家来る?」
腕時計を見て時間を確認してこう言った。
今日、お母さんは友達と遊びに行っているし、家でゆっくりするのもいいよね。
「百合の家?行く!」
優くんはすぐに賛成してくれた。
優くんが家に遊びにくるのはあの誕生日以来。


