「タイム…ポスト?」
隣で小さく言葉を漏らす優くん。
理解できないかな?
「なんでタイムポスト?」
「タイムポストって、何年後かに手紙が届くらしいんだ~。少しだけ興味があって…優くんやらない?」
未来に手紙を出してみない?
二人の未来に、あたしたちの今を伝えない?
瞳を輝かせて優くんを見つめる。
「え~俺いいよ」
優くんの一言でぱりんと何かが割れた。
優くんならこの提案に賛成してくれると思ったのに。
「何でぇ?やろうよ」
軽く優くんの服を掴んで説得を試みる。
すると優くんは真剣な瞳でこちらを見た。
「だってさ、何年たっても俺らずっと一緒じゃん?こんなん書かなくたっていいよ。百合は俺たちが別れるとでも思っていんの?」
この言葉で言葉が揺れる。
…そっか。そうだよね。
タイムポスト書かなくてもあたしたちはずっと一緒だよね。


