手を握ると握り返してくれる優くん。
そんなあなたを愛してます。
「百合~イルカショー今からあるってよ!見る?」
「見るー!」
この前はイルカショーやっていなかったから、見てみたい。
笛の音でイルカたちは水の中から姿を現す。
その時、イルカと目が合った気がした。
その目が『どう?綺麗でしょう?』と言っているように思えた。
綺麗よ、あなたたち。
太陽に反射する水しぶきも、全て綺麗だよ。
見ていると楽しくなってくる。
生まれ変わったらイルカになりたいな。
そして大きな水槽の中で優くんと二人きりになって貴族のように優雅に泳ぐの…。
でも違うな。
やっぱりまた人間に生まれたいかも。
「楽しかったね~」
「な~!この前はイルカショー見れなかったし来て良かったな!」
「そうだね」
優くんも楽しんでくれたみたいで良かった。
今日、ここに来て本当に良かった…。


