空の上から愛してる



夢の中に住み続けるわ。



部屋中に響き渡る音楽。あたしは慌てて携帯を手にする。
そこには知らないアドレスが映し出されていた。

きっと優くんだ。
だってアドレスに優くんの名前が入っているもの。



あたしは受信ボックスを開いてメールを確認する。



《優だよ。百合…今までごめんね。これからもよろしく!!》



このメールを読んだあと、あたしは軽く頬をつねった。



「いたぁい…」



これは…夢なんかじゃない。



《ごめんね》という文字と《よろしく》という文字を読んだあたしの瞳から、じわりと涙が溢れる。


ごめんね、であたしたちの二年前の恋は終わりを告げた。


よろしく、で二年後のあたしたちの恋がスタートする。



そして、
これからもずっと一緒、で永遠に結ばれる。




あたしはそう思っているよ。