思い出す記憶。
小さい頃に教えてもらった言葉。
夜空に散りばめられた星を見て思い出したのだ。
あたしは小さい頃から星空を見るのが好きだった。
春の夜空、夏の夜空、
秋の夜空、冬の夜空。
それぞれ違う夜空。
毎日夜空に向かって今日あったことを話すのが日課になっていたのだ。
そんなある日、お父さんから教えてもらった流れ星の意味。
深く心に刻まれた言葉。
まだあたしの目の前を流れ星は流れてくれない。
勿体振らずに流れてくれたっていいじゃない、と何回思ったことか。
でもそんな簡単に流れてしまったら、感動が薄れてしまう。
だからずっと待っていた。
小さい頃、なんて願い事をしたかな?なんて思いだそうとしても無理だ。
すっかり忘れてしまっている。
だから、もう一度…
願いを言ってもいいですか。
あたしの願いを…


