「ごめんなさい!今日は体育館で授業をやります!」
チャイムが鳴った途端、先生からの謝りの言葉から授業が始まった。
あたしたちは素直に体育館に向かう。
体育館に向かうには、グラウンドを横切っていかなければならない。
グラウンドには1組と6組の男子が授業をしていた。
どくん…と突然心臓がなる。
彼らの中からあなたを見つけ出すのは、簡単だった。
「ゆーり!愛しの彼氏どれ?」
心の中で『やっぱりきたか』と呟く。
やはり瞳は忘れていなかったようだ。
しかも、愛しの彼氏って。
「どこかな?」
あたしはそう言って、安里くんを捜す。
でも安里くんより先に見つけてしまったのは、優くんだった。
今日の授業はサッカーのよう。
優くんは相手チームからボールを必死に奪っていた。
揺れる、金髪。
あなたの色にぴったりな季節がやってきた。


