空の上から愛してる



先週、先輩の家に行ったときに出来たアザ。
だいぶ薄くなった。
けれどほんのりまだ青い。
優くんは気づくかな?
あたしはまた『何でもないよ』と嘘をつかなくちゃいけないのかな…。



涼しくなった部屋。
あたしはその中で未来予想図を描く。
ベッドに寝転び、花柄の壁紙を見つけて描いていく。


未来には優くんがいる。隣にはあたしがいて、いつまでも手を繋いで歩いていくの。

子供は二人が欲しいな。名前は…何にしよう?
花の名前がいいかな?


膨らむ未来予想図。



あたしはずっと隣にいたいと思っていた…。



優くんとの待ち合わせは夕方。
優くんにメールを入れて家を出る。
茜色の空が夕方だと知らせてくれる。


温かい空気が包み込み、気持ちを軽くさせる。



大丈夫、あたしは辛くない。



あなたのためだから、辛くないの。