花が咲く日

「良かったー、ビックリした」

「ごめ…ん」

体を起こそうとすると、“寝たままでいい”
と肩を押した。

「もう、大丈夫なのか?具合」

「うん、頭痛くなっちゃっただけ。ゴメンね?」

「気にすんな」

ふっと下を向いて、笑った。

「ごめん、もう下校時間だよね?帰ろうか」

体を起こそうとすると、晴人は“大丈夫か”と支えてくれた。

保健室を出ると、美香と絢香が立っていた。