花が咲く日

笑顔で、“気にすんな”という晴人。

ゴメンね。

ごめん…。

溢れ出る涙。止まらない。

「さく…ら。さくら…」

遠くで名前を呼んでるような…。

晴人…?

「咲良」

優しい声に反応して、目をゆっくりと開ける。

すると、目の前には白い天井。

あれ…?

あっ…倒れたんだ、私…。