さよなら。 俺の初恋の人… さよなら。 俺を外の世界に連れ出してくれた人… また雨が降る。 また雷がなる。 好きになりかけた雨がまた嫌いになる。 最後は明るく。 笑顔で… 雨の降る夕方。 夕焼けが美しいのに、雨が降っていた。 向こうの方の空は、オレンジ色に輝いていて、とても綺麗だった。 雨音が心地よく俺の耳に響いた。 「ばいばい」 言いたいことが他にもたくさんあった。 ありがとう・・・ また、いつか… 俺がもっと強くなれたら、俺とまた一緒に生きてくれる?