雨が降るたび


思い出す





あの教室の匂いと

何度も振り向いた自分




裏切られることを恐れて


誰も信じないようになった




だけど・・・


信じないってことは


愛さないってこと。




お父さんの忘れ物


ベランダに干しっぱなしで忘れていった


パンツ。



お母さんに見つからないように

隠した。



机の奥に・・