---カキーーーーーン.....--- 金属バットで白球を打ち返すこの音が大好きだった。 自分で奏でたこの音はやがて空に吸い込まれていく。 この感覚がたまらなく大好きだった。 あの時は思ってなかったんだ。 この音が嫌いになるなんて。