「おっ! 魔王、居た!!」
「平太…」
「探したぞ!!
国語の原井先生が呼んでるぜ! 行こう!」
「………」
平太が魔王に肩を回し、そのまま連れて行こうとするが、動かない。
「どうした? 魔王。
行くぞ!!」
「………」
動かない。
「魔王!!」
「………」
「行って。へ…東間くん。
私もトイレしたら、すぐ教室に戻るから」
「………」
「早く…」
変人は突然、トイレットペーパーの紙を出したかと思うと私に握らせて
一人でこの場から去っていった。
そして
「魔王!
俺を置いていくなよ!」
変人を必死に追いかける平太。
「助…うっ…かった」
変人からもらったトイレットペーパーの紙に顔をうずめる。
「ううっ…うっ…うううう…」
嬉しい…。
『好き…』
嬉しい…。
『好き…』
嬉しいけど…。
お姉ちゃんより
好きじゃないんでしょ?
「うううう…」
トイレをし終わり、中央広場を通ると。
一人の女が地面に寝ていた。
変人のように…。
「北田さん」
私に声をかけられ、女子が目を開けた。
女子は私の顔を見て、起きると、立ち上がり歩き出す。
「北田さん」
私は北田さんに駆け寄る。
「何ですか?」
北田さんは怒ったような口調で言うが、私は気にせずに
「背中汚れてる」
北田さんの背中についたゴミを払う。
「別に汚れてていいですから」
「良くないでしょ」
「いいですから!!」
「落ちた」
「平太…」
「探したぞ!!
国語の原井先生が呼んでるぜ! 行こう!」
「………」
平太が魔王に肩を回し、そのまま連れて行こうとするが、動かない。
「どうした? 魔王。
行くぞ!!」
「………」
動かない。
「魔王!!」
「………」
「行って。へ…東間くん。
私もトイレしたら、すぐ教室に戻るから」
「………」
「早く…」
変人は突然、トイレットペーパーの紙を出したかと思うと私に握らせて
一人でこの場から去っていった。
そして
「魔王!
俺を置いていくなよ!」
変人を必死に追いかける平太。
「助…うっ…かった」
変人からもらったトイレットペーパーの紙に顔をうずめる。
「ううっ…うっ…うううう…」
嬉しい…。
『好き…』
嬉しい…。
『好き…』
嬉しいけど…。
お姉ちゃんより
好きじゃないんでしょ?
「うううう…」
トイレをし終わり、中央広場を通ると。
一人の女が地面に寝ていた。
変人のように…。
「北田さん」
私に声をかけられ、女子が目を開けた。
女子は私の顔を見て、起きると、立ち上がり歩き出す。
「北田さん」
私は北田さんに駆け寄る。
「何ですか?」
北田さんは怒ったような口調で言うが、私は気にせずに
「背中汚れてる」
北田さんの背中についたゴミを払う。
「別に汚れてていいですから」
「良くないでしょ」
「いいですから!!」
「落ちた」



