永遠の花





瞬きをする。




黎がいたところはさっきの塔の中だったのだ。




黎は立ち上がった。



足首には鎖はなく、羽が生えたようだった。




うん、動く。





黎はうなずいて部屋を飛び出した。





なぜだか黎は思う、


最上階だと・・・・。



服の裾を踏んでその場に倒れる。




黎は痛む体を起こし立ち上がった。


スカートに手をかけた。





思いっきり引っ張る。



スカートの破れたところから白い肌がのぞいた。




よし、走りやすい。