☆  ☆  ☆  ☆  ☆






「そうか!!そういうことなんだ!!」




彩華に続き、大感激して

ひとり納得しているのは、沖田





「なんだよ!総司!!」



急に大きな声を出して、喜ぶ沖田の隣で

土方がビクついた



「彩華!
僕達は、彩華の力のこと知ってるよ!!」


「力って、何だ?」


「あ… 永井様は、知らなかった…」


「いや~ 彩華はね
怪我とか治したり出来るんです!」


「ほぉ」


「それでね!僕!気がつきました!
彩華!君は、人の体に触れたら
その人の心がわかるんだ!」


「沖田さん…」


沖田が彩華の手を握る


「僕を助けてくれたとき、君は
僕の心の声に返事したんだ
今、違和感の正体に気がついたよ!
一と平助の心は、わからない
だから、2人が好きになったんだね?」



〝彩華 大丈夫だよ!
僕達、知ってるから!
彩華が力を悪い事に使わないって!
僕の声、聞こえてるんでしょ!?〟