甘えないのは禁止です!

ひびのside

「‥‥むっ。」

ただ今怒ってます!なにに怒ってるの?って、時雨が最近毎日ユエさんの家に行ってるからです!

「この仕事終わったら時雨に電話しよう」

けど、さっきからそう言ってなかなか終わらない。不思議な感じなのはわかってるんだけど‥‥どうしてももうひとひねり足りなくて不思議系のベタになってる。

「あぁー!わかんないよー!」

そう叫ぶと

「ひびのうるせー。早く描け」

そうでした。夜月さんいるんでした。夜月さんは僕の家に突然来て「進み具合が1番遅いから見張りに来た」なんて言う。

「そんなこというなら夜月さん描いてくださいよー」

僕は八つ当たりするように夜月さんに言う。僕は知ってる。夜月さんの絵は壊滅的だって(笑)

「な‥‥お前知ってるよな?俺が絵描けないって」

あ‥‥ヨヅキサンガチギレダ。

「ヤ、ハイ。ゾンジテオリマス。」

「ならなんで聞いたんだよ。」

「え、そ、それはですねぇ?」

「はぁ‥‥」

夜月さんはため息を着くと僕の携帯を取り上げる。

「ちょ、夜月さん!?」

「あー、もしもしー?今日夜空いてる?あーうん。そ。じゃあよろしくー」

一段落すると電話を切る。

「‥‥がんばれよ。」

そう言って夜月さんは自分のパソコンに向かって作業を始めた。

夜月さん‥‥本当はいい人だな。

「ふふっ」

「なに笑ってんだよ。気持ちわる」

「な!失礼ですね!夜月さんは優しいんですねって思っただけです!あぁ、やっぱり前言撤回です!」

「勝手に話進めんなよ‥‥」

僕と夜月さんはこんなことしてるけど、ユエさんと時雨は今頃何してるのかな‥‥

そう思いながら頑張って作業するひびのでした。