「俺は・・・女嫌いって言われてるのは知ってる。俺も正直、女子は苦手だ。」


竜成がそう言うと男子たちの何人かが「知ってるぞー!」と軽く叫んで笑っていた。
「うるせっ」といって笑う竜成。
女子もつられて笑っていた。




「俺、好きな人が出来た。」



・・・え?



「「「えーっ!!!」」」


全員が一気に静まり、そして、叫んだ。

そして、男子が

「誰だよ!!てか、それ言わなくてもいいからどんなやつか教えろ!!」


全員が気になって前のめりなりながら聞こうとしていた。


「・・・そいつは俺が中学の時に告白してくれたやつで、今、同じ高校で同じクラスに、いる」

「「はぁー?!/えー!?」」


またまた全員がまた声をあげた。