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「今日はありがとな」
「おぅ!!ちゃんと仲直りしろよー」
日がとっぷりと暮れ、近所からカレーやら焼き魚やら、夕飯の匂いが立ち込める時間
佐藤は手をふりながら帰っていった
「…………ふぅ」
手を降ろすと、ため息
でもそれは、とても軽いため息
「………しっかりしなきゃな」
門を握る手に力をこめる
ガチャンと門を閉め、家に入ろうとしたとき
ふと見上げた隣りの家
真由の、家
「………………」
真由の部屋に、明かりはついていない
そういえば
「……あの部屋に明かりが着いてるの、見たことあったっけ?」
それは、小さな疑問
真由の秘密の、鍵となる疑問


