茜色に輝いていた空が だんだん、だんだんとその色合いを落としていき 空に無数の星が見えはじめた頃 俺は、佐藤にすべてを話し終わった 「………………」 意外にも佐藤は落ち着いていて、静かに目を伏せていた 開けっ放しにしておいた窓から、少し冷たい風が入ってくる その窓の向こうに見えるのは、 真由の、部屋 いつものように、明かりはついていない 「……………歩」 掠れたような佐藤の声が耳に入り、俺は窓から視線を外した