「俺達がここで出会った時、徹は君に恋をした。
初恋ってやつだ。
そして、真由子の葬儀で君を見かけた時、再び徹は恋に落ちた。
だが、徹はそれから直ぐに体調を崩し入院した。
俺は、徹の初恋でそして最期の恋を、俺が代わりに実らせてやろうと思った。 嘘の恋だとしても…
桜に会った事や、君との会話や君との出来事を、入院していた徹に話して聞かせた。
徹は酸素マスクしながらも、嬉しそうに笑って聞いてたよ。」
それは…
嘘の恋愛…?
私を好きだと言ったのも…嘘?
愛してると言ったのも…嘘?
全部…嘘だった…
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