学校に着き、自分のクラスを探す。
周りは友達同士で同じクラスになれたかなれなかったで、大いに盛り上がっている。

でも、一緒になれる確率なんて、この学校じゃ0に等しい。

秋山君と一緒になるのも、きっと無理だろう。
そう思ってたのに.......。

クラス名簿の、始めの方、あ行にいた。
「秋山響」

うそ。

何度も何度も見直す。
きっと今、私の顔はにやけてだらしないことになっているんだろう。

でも、嬉しくて。

君が好きだと理解したら余計に嬉しくて。
私は、3年6組までをひたすら走った。


早く君に会いたくて。
早く同じクラスの君を見たくて。