年上彼女


まずは圭兎に行ってもらう


「もえぎ」


名前を呼ばれたもえぎさんは嬉しそうに駆け寄ってくる



「圭兎!今日学校だったの?」



夏休みだということは百も承知の筈だが
雪の本当の気持ちを知るために少し演技してもらっている








でも、制服でも行くとは伝えてなかったので驚いたようだ



「うん、ちょっと生徒会の方でね。
秋喜と一緒に帰ってたんだけど、もえぎ に会いたくなって寄り道してもらったんだ」




秋喜の名前が出た時に、雪がピクッと動いたのを俺は見逃さなかった