オーロラの歌




黒髪の少年が出した条件。


それは、私達を試すものだった。



「もし、探せ出せなかったら?」



ラジが恐る恐る聞くと、黒髪の少年は髪色と同じ真っ黒な右目を細めた。




「その時は、彼女に死んでもらいましょう」




私を見ながらそう言った黒髪の少年に、ラジとグリンは目を見開く。


体の震えが、止まらない。


もしかしたら、私は明日死ぬかもしれない。


だけど。



「そんなの……っ」


「わかりました」



ラジが反論する前に、私は承諾した。


ラジの身の潔白を証明するために、私は命を賭けよう。


絶対に、真犯人とお金を見つけてみせる!